◆ アルバム 「2011年大根池池干し事前調査」

  

  11月3日の本調査に先がけ,9月24日,主に水生生物に関する調査を行いました.池干しによる在来種保護の成果を検証するために,重要な意味をもっています.

水生生物調査の説明.
 ”もんどり”という用具を使って水生生物を捕獲する方法について指導を受け,2人組でセットし,20分後にしかけを回収した.

もんどりの回収
 魚類班の2人は,もんどりを魚の好みそうな植物の根際にセットし,一番多くの生物を捕獲した.

左:タモ網を植物の根際に差し込み,潜んでいる生物を探す.

右:もんどりで捕獲した生物をバケツに移し,専門家の助言を受けながら,外来種と在来種に分類する.

モツゴの幼魚と見られる個体.
 幼魚の分類は難しく,慣れている人にも難しい.

外来種は,同定後アルコール固定し,展示用資料とする.

左:タイリクバラタナゴの幼魚  近縁の在来種と生息環境や食性が似ており,競合している.

右:特定外来生物に指定されているウシガエル.  幼体と成体が混在していることから,池内で繁殖していることがわかる.

左:近年放流によって河川や池に繁茂しているホテイアオイ

右:在来種アサザ
在来種だが,この池にはもともと分布していない移入種.夏季にはよく増殖し,ヒシとともに水面を覆ってしまう.

昆虫の調査
 トンボなど,水辺から10メートル以内に生息する陸上生物の調査もあわせて行われた.



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