◆ アルバム 「2010年葦毛湿原」

  



2010年9月1日の始業式後に科学部員有志6名,外部講師2名,顧問1名で愛知県指定天然記念物「葦毛湿原」の観察に出かけました.葦毛湿原は湧水湿地と呼ばれるタイプの湿原で,雨水や川の水ではなく,湧き水によって潤されています.この湿原では東海地方にだけ生息するシラタマホシクサやトウカイコモウセンゴケをはじめ,ヌマガヤ,ミミカキグサ,コバギボウシなどを見ることができます.


 

外部講師の中西正先生から説明を受ける様子
葦毛湿原を含む石巻山多米県立自然公園の地図の前で中西先生から説明を受ける部員たち.(写真左)
湿原の木道で低木の侵入の様子を解説する中西先生と説明に聞き入る部員たち.(写真右)
(2010.9.1 豊橋市葦毛湿原)


 

シラタマホシクサ(ホシクサ科).
左は葦毛湿原を特徴づけるシラタマホシクサ群落の様子.近年ヌマガヤ群落の拡大によって衰退しており,地元のボランティアの活動により,保護育成が図られている.右はややクローズアップした写真で,花だけを見ると花屋で売っているかすみ草のようだ.
(2010.9.1 豊橋市葦毛湿原)




湿原の植物3種.ミミカキグサ(左),ヒメシロネ(中),ミカヅキグサ(右).
ミミカキグサは貧栄養な環境で生育する食虫植物の一種.
(2010.9.1 豊橋市葦毛湿原)


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